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北村哲嗣税理士事務所 北村哲嗣氏

北村哲嗣氏 北村哲嗣税理士事務所

北村哲嗣税理士事務所のある埼玉県の北東部に位置する埼玉県加須市は、埼玉県で唯一、北関東の3県、群馬県・栃木県・茨城県と接している都市で、こいのぼりの生産日本一としてもよく知られています。また加須市にある總願寺(そうがんじ)は、関東三大不動の一つに数えられています(異説もある)。その加須市の税理士、北村哲嗣氏は税理士らしくない、どんな事でも相談できる型破りの税理士として地域のみならず都内や県外の経営者から信頼を集めています。

型破りな税理士として地域のみならず都内や県外の皆さんから注目を集めていますね

経営者の皆さんからは北村さんは税理士っぽくないよねとよく言われます(笑)。自分で言うのもなんですが、お堅いと思われがちな税理士のイメージとはかなり違うからだと思います。私にはA面とB面がありまして、A面は仕事モードです。超ストイックで、きっちりまじめで厳しく仕事をする。頭をフル回転させている時。これがA面です。B面は本能のまま、あるがままといいますか、お酒を呑んで、笑って、踊って、抱きついちゃったりします。あっ抱きついちゃうのは男だけですよ(笑)。お酒が好きなのは本音で経営者と心のふれあいができるからです。でも実は、あんまりお酒の味をおいしいとは思ってはいないんですけどね(笑)。

経営者も相談しやすそうですね

プライベートのB面しか知らない友達からは、仕事も不真面目、遊んでると思われていますが、A面は自分で言うのも変ですが、かなりストイックにやっています。本当は真面目な性格ですから(笑)。経営者の方と飲むのは好きです。仕事を離れて純粋に楽しめるという点と、あと経営者の方は個性的だったり素敵な方ばかりなので、話を聞いて勉強したりしています。だから良くお酒を呑みます。私は付き合いやすい、飲んで楽しい、本音で話せる、本当の悩みも相談できる税理士と言われるのが嬉しいです。うちと契約していない社長さんが、自分の顧問税理士がいるにもかかわらず私のほうが相談しやすいと、こっそり電話をしてくることもよくあります。もちろん「税金のことは顧問の先生に相談してみてください」としかお答えできないんですけどね(苦笑)。

お客さんからの相談で印象深い事例はありますか?

ある急成長している会社の社長から、人事の評価基準を作りたいという相談を受けました。評価基準が無いからスタッフのモチベーションが上がらない、成長しない、会社への不平不満が出る。評価基準さえあれば全て解決するだろうから、作り方を教えてほしいと言う事でした。しかし、よく聞いてみると、この社長の悩みの本質は評価基準が無いから起こったわけでは無いと気づきました。そこで、私は社長にお悩みを解決するには評価基準より前にする事があります。それをしていないからこういう悩みが出てくるんですとお伝えしました。

それはどういう事でしょうか?

評価基準より前の段階、つまり社長が社長としての仕事をしていないから起こった問題だったんです。具体的に言うと、社長がもっているビジョンを見える化し、社員全員に共有できるようにするという仕事です。社長という方々は、もともと優秀ですし、かつ日々すごい勢いで成長しています。それに対して従業員というのはどうしてもサラリーマンですから、社長との間に考え方などギャップが出てきてしまうんですね。だから、まず大事なのは社長の想い、ビジョンを明確にし、従業員と共有することが重要ですとお伝えしたのです。評価基準云々は、その後の話です。私は、社長のもっているビジョンを見える化し、共有できるようにして下さい。そしてそのビジョンを実現するために、従業員に期待するものを細分化して項目に落とし、それを人事評価に活用したらどうでしょうかとアドバイスをしました。社長と従業員はそもそも考え方の根本が違います。でもそれを従業員が悪い、あいつらは何もわかっていない、ではダメだと思うんですね。ビジョンを従業員にしっかり伝え続けるのも社長の仕事だと思います。

急激に社会情勢が変化している昨今ですが、経営者の方へアドバイスをお願いします

私の事務所でも5か年のビジョンをしっかり作り、計画・実行をしています。しかし、世の中の変化のスピードが早過ぎて、5年後すら予測は難しくなってきていますね。ITの技術が進化してくると、今まで人間がやっていた仕事もコンピューターが大部分を行うようになると思います。私自身も税理士として税法の解釈や税務調査という点ではまだ価値がありますが、それ以外は無くなるだろうと考えています。ですから、今の時代で生き残るには、「人対人」のサービスをより深堀することが大切では無いでしょうか。どれだけITが発達しても、人対人の心の関係は消えないはずです。

最後に経営者の皆さんに一言お願いします

私は、経営者の方をハッピーにすることを使命にこの仕事をしています。そして、単純な税金の計算だけではなく、様々な経営の悩みを解決することで、より経営者の方をハッピーにできると考えています。もちろんそれには高い能力や経験を要求されます。が、うちはあえてそこにチャレンジしたいと思います。そして、まず経営者の方々にになっていただき、そしてそのようなやりがいのある仕事を通じて、うちで働いてくれるスタッフもハッピーになってもらう。それが、私の目指すところです。

●事務所

北村哲嗣税理士事務所

●所長

北村哲嗣

●所属

関東信越税理士会 行田支部

●所在地

埼玉県加須市琴寄2777番地6(旧大利根町)

●電話

0480-72-1103

●URL

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